絶対参照と相対参照について

  • 絶対参照と相対参照の違いについてまとめた動画をここにアップします。まずはこれをご覧ください。

基本編

  • 絶対参照・相対参照の違いについて説明した動画です。


応用編

  • 実際に絶対参照・相対参照を使って計算したものです。


動画解説

  • 簡単に絶対参照と相対参照の違いについて説明いたします。
    • 絶対参照
      指定した場所のセル(エクセルのマス)の値を使用して計算などを行う。


      絶対参照

    • 相対参照
      現在の場所と同じ列の違う行の値を使用して計算などを行う。


      相対参照

どんな時に使用するの?

  • 絶対参照
    • エクセルにて数式を使い計算する場合、定数を数式に代入するときに使用します。たとえば、次のような数式を計算するとき…

      数式

    • このとき、A、Bはある決まった値(定数)とします。セルの位置が変わってもA、Bは常に同じ値を代入しなければならないということは「常に同じ位置を見続ける」ということです。すなわち、ある一定条件のもとで計算させたいときに使用します。
  • 相対参照
    先ほど示した数式を計算するとき、xの範囲を-10~+10まで0.01刻みで変化させて計算させたいとき、その値に応じた計算結果を求めたいときに使用します。たとえば、x=1.3の時のyの値を求める、といった具合です。
  • 実際に使用するとこのようになります。xの値は変化してゆくので相対参照、係数は常に一定だから絶対参照という風に使い分けます。また、条件を変更したいときは、絶対参照している部分のセルの値のみ変えれば変更した結果が反映されます。


    実際の使用例

絶対参照の違い

  • 固定方法によって、参照の仕方が変わります。固定する場合は"$"記号を使います。
    固定方法意味参照位置
    $A1列をA列に固定し、行を自由に変化させるA1、A2、A3…
    A$1列を自由に変化させ、行を1行に固定するA1、B1、C1…
    $A$1列をA列に固定し、行を1行に固定するA1

  • これを使用して計算すると、このようになります。
    ※列方向に使用すると参照位置はA1に固定されます。


    絶対参照の違い


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